【東南アジア】東南アジア紀行

本の感想を書いていきます。

タイトル 東南アジア紀行(上) 著者 梅棹忠夫 中公文庫

 

少し古い本だけれども、学術調査とはこういうものなのかと分かって知的好奇心が満たされた。国から豊富な資金が得られて、物価の安い国だったら悠々自適な生活を送りつつ調査ができるものだと思っていたから、こんなにも金銭面で苦労するんだと少し驚きだった。

学術調査と聞くと少しお堅い感じがするが、生き生きとした筆致で語られる異国の風景や、異国の人々との交流の様子は旅行記の趣も感じられる。そういう点でも面白かった。

 

この本を手に取った理由

1つ前の記事の本も同じ理由なんですが、ぶっちゃけ大学のレポート課題のためです。でも、レポート課題がなかったらこれからもずっと東南アジアに興味を持たずにいたと思うのでいい読書経験になったと思います。

 

東南アジア紀行 (上巻) (中公文庫)

東南アジア紀行 (上巻) (中公文庫)